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六本木ヒルズのクリスマスツリー を訪れて

設計:大野友資 / DOMINO ARCHITECTS
2018年12月の期間限定の六本木ヒルズのクリスマスツリー。


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思ってた以上に多くの人が自由にくつろぎ、設計者の思い描いていた使われ方が実現されているようだった。


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一度寝たら気持ち良すぎて暫く抜け出せない!

蝋燭のように揺れる弱いLED光に優しい音楽。

座ると聞こえてくるくらいの音楽が適度にあることで周りの喧騒が気にならなくなりゆっくり休めることも一役かっていた。

また、ふだん寝ちゃいけない場所だから余計にいい。


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モニュメント?がいくつか置いてあり、素材が気になるのか沢山の人にプニプニ触られていた。
衝突防止なのか、このバーは無くして欲しかった。

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壁にもレリーフ?があり、少し正月っぽい雰囲気があった。

僕はこの編み編みを見て水引きを彷彿とさせた。西洋から来たクリスマスを和で表現したようで面白い。ただツリーを持ってくるのではなく、どう翻訳するか。
ただのクリスマスツリーから人が休む椅子&クッションとして機能を持たせ、ただのモニュメントではなく行為が生まれる場所にまで持っていくデザイン力が秀逸だ。

伸縮性があり手触りがいい布。クッションの適切な弾力性。これを支えるに最適な鉄骨部分の計画。音響と照明の設計。
ツリーだけど建築設計の色々な要素がギュッと詰まったプロジェクトだった。

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by tokup_nao | 2018-12-09 07:17 | 建築 | Trackback | Comments(0)

渋谷ストリーム を訪れて

設計:株式会社東急設計コンサルタント


デザインアーキテクツ:小嶋一浩+赤松佳珠子 /シーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)


オフィスロビー アーキテクト:SUPPOSE DESIGN OFFICE


照明デザイン:岡安泉照明設計事務所サイン:GK設計


ブランドアイデンティティ:東急エージェンシー/TAKT PROJECT Inc.


環境演出(空間デザイン・映像・音響):東急エージェンシー/TAKT PROJECT Inc.WOW Inc.evala


できたものが、自ずとよいチームワークだったことを語ってくれます。


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ペデストリアンデッキレベルの道を建物内に貫通させることで、風が流れ店舗群が生き生きしていた。このポーラス(孔)がとてもいい効果を与えています。

奥に行けば行くほどスケールダウンしていく感じも心地よい。

遠くには首都高が見える。新たな渋谷の回遊性が完成されている!



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床には線路が!
記憶の継承。過去への敬意。
エスカレーターが目立つ色のため、わかりやすく動きやすい。


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大きい階段は階段ではなくランドスケープとなり、とても登りやすくなる。これはマウントフジアーキテクツスタジオの建築でもよく感じられた。


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東横線渋谷駅の生き残り。この大きなスペースは考えようによっていろいろ出来そう。



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渋谷ではこの地下からペデストリアンデッキを繋ぐアーバンコアが鍵となる!


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川側が表!
今まで死んでいた川の風景に命が吹き込まれた!

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道路側が裏!という扱い。
搬入や警備員入口はこちらに。

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このちょっとひらけた場所が重要よね。

しかし、巨大建築をよくここまで持って行った!すごい!

にしても、小嶋さんの竣工後の話を聞きたかった。残念だ。
小嶋さんの建築は強いメッセージとして色々な人に伝わっていくでしょう!
拍手!!👏👏👏

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by tokup_nao | 2018-12-08 11:40 | 建築 | Trackback | Comments(0)

落合陽一の「日本再興戦略」を読んで

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最近、落合陽一さんはテレビでもよく見るようになりました。誤解を恐れず偉い人にもズバッと物申す姿が印象的です。

この本では、そもそも日本とはどういう国だったか、今の状況はどうか、これからはどうなるか、をわかりやすく順番に書かれています。

自動運転や電気自動車でタクシー代が極めて安くなる時、公共交通機関が今ほど使われなくなり、駅周辺に集まる都市構造が変わり、5Gで打合せも家でできれば、生活する場所やスタイルの多様性が生まれ大きく変わっていく。

そうなったとき、生き方から見直さないとダメなんじゃないの?という投げかけだった。

それに高齢化も進行し、いち早く日本がそのサービスを手がければこれから高齢化する中国やインドに輸出し放題!という筋書きだ。

ピンチをチャンスに変えるポジティブさが本にはずっと流れていて、未来を悲観している人にもいい刺激になりそうだ。

ただ落合さんはとても優秀で強い人だから、変な偉い年寄りに目を付けられ攻撃されないように祈るばかりだ。安倍総理のように少し頼りないが立ち振舞いが上手い人が高齢者に受け入れられトップになるような国なので、はたして、そこで落合さんがどう見られていくのか。
私としては、モノづくりやアートを愛する落合さんが理想とする再興戦略の先の日本の未来を見てみたい気持ちです。その未来、楽しそうだからいいじゃんってね。

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徳田 直之

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by tokup_nao | 2018-12-02 12:11 | | Trackback | Comments(0)

名古屋の建築 ノリタケの森〜LT城西〜トナリノ

名古屋出張のついでに、市内の建物も少しだけ見てきました。


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まずは、大成が改修を行ったノリタケの森。

本棟は綺麗に改修されていて、もっと遊んでてもいいような落ち着きようでした。

ただ、外構のこの煉瓦の塊の塀が見てると何だかソワソワする異様な雰囲気を放っていました。結構長いぞこの塀。




次にそこから歩いて、成瀬・猪熊さんのLT城西へ。閑静な住宅街に置かれたシンプルなボックス形状に関わらず凄く周りと馴染んでいました。

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役物を使わず綺麗に収まるフレキシブルボードのコーナー部。厚みが薄いので軽快でした。
この部分だけで建物の印象がかなり変わりそうです。

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裏には諸江一紀+鈴木崇真さんによるLT城西2が。周りの住宅スケールに溶け込むようなファサード。

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対照的な2つのシェアハウスが裏では仲良く共用の庭を形成してて微笑ましかった。


続いてまたそこからせっせと歩き、マウントフジ アーキテクツスタジオのトナリノへ。

Setoと同じくここでも大きな階段。初期の屋上のランドスケープから一貫した姿勢。きっとマラパルテ邸好きだろうな。マウントフジと言うくらいだから、気持ちよく歩かせてくれる。階段前に舞台置いていい客席になりそう。PCフェンスのような手すりが合う。

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短辺のみルーバー。こういうオリジナルなコーナーの収まりが一個あるだけで建物を見させるものにする。
LT城西に続き、コーナーの細部、重要ですね。

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by tokup_nao | 2018-12-01 13:50 | 建築 | Trackback | Comments(0)


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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