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ひろゆきの「働き方 完全無双」を読んで

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「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」創設者で知られるひろゆきの本です。
いつもYouTube Live で楽しく見させてもらっています。

ひろゆきは今フランスに住んでいて、仕事で呼ばれたら日本に来るような生活をしています。
なので、ただでさえ鋭い指摘をするのに余計に外からの視点で日本のここ大丈夫?というメッセージが分かりやすくはっきりと、また体験談を交えて直に届いてくる。
また、今までひろゆきは社会的弱者に対するインフラを整備してきたこともあり、YouTube では「底辺のみなさんこんにちはー!」と始まるもので、ニートの人達のよき相談役でもある。その人達を丸ごとみんな救うような提案が数々があり、やはりひろゆきは冷たい印象に取られそうだけど、表には出さないけど、人間が好きだし、日本がほっとけないんだなと思わされます。動物好きだけど死ぬのが嫌で飼えないことも彼の人柄を表しているように思います。

この本では数々のトピックに別れていて、言われてみればそうなんだけど、日本のメディアに囲まれていて、知らず知らずのうちに日本にどっぷり染まっているとなかなか気付けない事ばかり。

指摘をバシッと言ってから、こうした方がいいよねと誰もが理解できる明瞭な提案があるのがひろゆきの分析提案能力の才能だと思う。

そのひろゆきが今1番の広めようとしているのが、ベーシックインカム。
これは僕も大賛成で、資本主義で行き詰まってる現代にはそろそろいいのではないかと思う。社会主義とか共産主義のような印象を受けるけど、それとはまた違ったもののようにも感じるし、その言葉には誤解が多くて含まれていそうなので使わない方がいいだろう。
このベーシックインカムが実現したら日本がガラっと変わってしまうが、その変化にはいいことの方が多いと思う。でも、日本はフランスのように革命だ!といって突然変わることは苦手なので、まずは生活保護などが少しずつ増えて行き、政府もここまで増えたらもうベーシックインカム発動してもいいのではないか!と流れていかないだろうか。これは本書には書いてないが、日頃YouTubeでひろゆきがよく言っている。

馬鹿にしてる中にも愛が感じられ、ただそこまでどっぷり浸かり過ぎることもなく、自己の幸福も追求するひろゆき。彼の生き方自体がそのまま本になったようだ。

またYouTubeを楽しみにしています!



by tokup_nao | 2018-04-30 23:57 | | Trackback | Comments(0)

建築とピアノ

「トッーン!」

久しぶりに実家の鍵盤を叩いてみる。
これ、建築だな。。
一度そう思ったら止まらない。

建物を設計するとき、大きく分けると新築物件と改修物件に分かれる。

新築物件はピアノ選びから始まり、自分が作る曲にあう音が出るピアノを選ぶことができる。

しかし、改修物件となると突然アプローチが全く変わってしまう。180度違う。いやもう、3回転半くらい違う。思考のトリプルアクセルが必要。

まずは、ぼろぼろのピアノの前に立たされて、「先生!こちらで演奏お願いします!スケジュールも予算もビリビリだけど、今回もまた一つお願いしますよ!」てな具合でキックオフ。
もちろん、これはガタが来過ぎててもう使うのも如何なものかと思ってても、思い出の詰まったそのピアノの前でそんなことは言えるわけもなく、
「ええ!やれるだけのことはやってみます!ええ!はい!よっしゃ!」ともう、ほとんど自分を奮い立たせるように返事をして始めていく。
「オリャー!」といって、いざピアノの蓋を開けてみると、中はひどい有様になっていることもしばしば。
改修物件あるあるで、壁や天井を壊し始めると、中の悲惨な状況がはじめてそこでわかることがある。
白蟻に喰われていたり、アスベストが混入されていたり、水漏れしてたり、ここまで来たらもうビックリドッキリ玉手箱。
「うん、そう、こんなのは・・、ね! よくあることですよ!はは。任せて下さい!」
といいつつ、心の中はドキドキ。頭の中では、ぐるぐると総予算の再計算が繰り広げられる。ハゲちゃうよー。

それとは逆に、外見はボロボロで埃を被っててこれはと思いつつ蓋を開けたら、意外と優秀な子もいたりする。このときはラッキー。

でもほとんどの案件は予算内で最大限の効果を得られるところを狙って、ピアノの音が良くなるように修理していくしかない。ここの鍵盤はあきらめて、この範囲の音階だけでいけそうな曲で勝負しよう!と腹を括ったりもすることもしばしば。それは諦めではなく戦略なのです。
それぞれの音をチューニングすることは、建築の内外の環境を素材や窓の設えを選定して整えていくことに似ている。環境をチューニング。

何とか、なんとか自分らしい曲に寄せていって、お客さんに心地よい音を探し求めて、軽症を負いつつ演奏をやり切るのだ。
とにかく、走りきれ。走り切ったらきっと見つかる!

直すことを諦めたところを諦めたように見せないようにしていくこと。設計しないとこを選ぶ行為そのものも設計ではなかろうか。

建築をピアノに例えると、少しだけ改修と仲良くなれる気がするのでした。

by tokup_nao | 2018-04-09 00:00 | コラム | Trackback | Comments(0)


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by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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