カテゴリ:映画( 8 )

教授のおかしな妄想殺人

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映画監督、ウッディ・アレンが好きであれば、間違いないと思います。
ネタバレしない程度の感想に留めておきます。

目標を失って脱け殻のように生きていた教授が、あることをきっかけに元気を取り戻すお話。
教授が元気になることを期待してたけど、でもいざそうなるとあれよあれよと言う間に違ったところにスライドしておかしなことになっていく。
哲学的な話も出てきて、真剣なようでそれをどこかであざ笑うかのように扱っていて、監督の本音が分からず、それもいろんな解釈をさせて面白い。
ウッディ・アレンの映画は一見チープなエンターテイメントのようで、よく考えるとズブズブと底なしの沼にハマってしまうような感じがいつもします。
アマゾンのレビューなどあまり良くなかったけど、僕はそれなりに最後どうなっちゃうんだろこれ。。と思いつつ、実際僕も本人のようになりかねないな、と他人ごとではない恐ろしさもあり、親しいと思ってた人がそうで無くなるなっていくのも自分の中にあり、鑑賞者も含め結局は誰が勝手な人かわからなくなった。
また、シリアスな場面もサラリと撮られていて、なんてお洒落な映画なんだろうと思った。

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アメリカの典型的な喫茶店が物語のターニングポイントになる。
最も日常的な場所だからこそ、非日常が強調されるのかな。
こんなコテコテのアメリカンな喫茶店でありつつ、どこか皮肉ったものを一度設計してみたいものです。

にしてもエマ・ストーンが綺麗過ぎるところもまた見たくなります。こんな学生いたら目立つだろうよ。

ちゃんちゃん。



by tokup_nao | 2018-11-28 23:30 | 映画 | Trackback | Comments(0)

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

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マイケルムーアの真面目なドキュメントです。色々な国を訪れ、そこで素晴らしいアイデアを盗む!とい映画。
労働・教育・懲罰・食事についてのびっくりする内容ばかり。自分がどれだけ自国の常識に捕らわれていたか唖然としてしまう。
ここで取り上げているのは、それぞれの国のいいところだけのツマミ食いかもしれない。しかし!日本にはないものがたっくさんある。大学の授業で流せる以上のクオリティだと思う。

日本のテレビは健康番組・クイズ番組・動画投稿番組・日本自画自賛番組が多く、自国愛はいいけど、もっと他に国民を刺激するようなクリエイティブなドキュメントも流せないものだろうか。高齢者が多いと視聴率が取れない。だから健康番組ばかり増えていくと、本当にこれでいいの?と思ってしまう。幸せになるために健康番組を見るのであれば、この映画のような発信はもっとダイレクトにその目的に近づけると思う。

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☆建築的見所

ノルウェーのハルデンにあるHaldenPrisonがとても刑務所とは思えない快適さだった。
HLM arkitekturの設計です。
こちらで写真が見れます。

こちらにも記事になっています。
Archidaily
Article about Halden Prison, New York Times

CNN


社会が変わると建築が変わるいい例ですね。
日本でこのような建築ができるにはあと何十年かかるのか・・・。


by tokup_nao | 2018-11-18 18:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『メイジーの瞳』(2013)を観て

    監督 スコット・マクギー/デヴィッド・シーゲル
    原作者 ヘンリー・ジェイムズ
    製作者 ダニエラ・タップリン・ランドバーグ/リーヴァ・マーカー
    キャスト:ジュリアン・ムーア/アレキサンダー・スカルスガルド /オナタ・アプリール/ジョアンナ・ヴァンダーハム /スティーヴ・クーガン

舞台はNY。離婚によって、両親の間を行き来するはめになったメイジー。終始メイジーの視点で描かれる。
このメイジー役のオナタ・アプリールを映画の中心に添えることで、物語の芯ができ彼女の魅力にグイグイ引き込まれてつつ、心がギュッとなる映画です。
サラッと撮っているのに、これ程までに説得力が出るのは鑑賞者もメイジーの一部になるようなカットワークだからでしょうか。
誰もが好きなメイジーが最後はどうなってしまうかハラハラしてしまう。
いいドラマ映画がみたいあなた。超オススメ!

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☆建築的な見所
リンカーンがハイラインにメイジーを連れて遊ぶシーンが微笑ましい。

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ハイラインの10番街を見渡す展望デッキで遊ぶメイジーとリンカーン

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ハイラインで遊ぶメイジーとリンカーン




by tokup_nao | 2018-11-02 07:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)

マンチェスター・バイ・ザ・シー を観て

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とてつもなく哀しく切ない映画。
ダークな気分に浸りたいときにのみ観ることをお勧めします。それ以外はちと危険レベル。

グッド・ウィル・ハンティングやオーシャンズシリーズでお馴染みで、ベン・アフレックの弟でもあるケイシー・アフレックが主人公のリーを演じています。
このアフレックの圧巻の演技がずっと冴え渡っています。アカデミー賞主演男優賞もとても納得です。

現代の描写の合間にふわっと自然に過去のシーンが度々織り込まれ、見ている人はだんだんとリーの状況を理解していきます。

過去のリーはとてと明るくて、それを見る度に逆に胸が締め付けられる。全てをわかったときには、鑑賞者はそれはもうどん底に突き落とされます。

間にパトリックの若さゆえの荒々しさやちょっと笑えるエピソードが小さな箸休めになってよい。

本当の哀しみを背負った人に出来ることは限られていて、それでも小さな希望をラストに見させてくれます。

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このシーンが1番悲しい。

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マサチューセッツ州のマンチェスター・バイ・ザ・シーという場所はボストンよりさらに北に位置して、ボストンから車だと40分くらいのところでした。とても寒くて、それが登場人物の仕草でもよく伝わってきます。
この刺々しい寒い風景がこの映画の舞台として、とても良く選び抜かれているように感じます。
寒い場所だからこそ、人の暖かさを感じる。逆にそう捉えることも出来そうです。



by tokup_nao | 2018-08-04 20:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ミッドナイトインパリ を観て

ウッディ・アレンの趣味を寄せ集めたかのような映画でした。
主人公のギルはウッディ・アレンを忠実に再現した早口でダサいよれたシャツとチノパンで、それもこの映画には相応しくてよかった。

そのギルは旅行者としてパリに来たが、突如1920年のパリにタイムトラベルしてしまう。

そこで、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ピカソ、ダリ、パリの文化を引率したガールド・スタインに会う。
この1920年は世界の芸術文化がパリに集まっている時代で、今となっては誰もが羨むものだった。
さらに、1920年の人が羨む1900年のベルエポックにもタイムトラベラーして、そこでギルはあることに気づかされる。


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ラストの終わり方がよかった。
雨の中歩き出す2人。
雨がこれからの2人の苦難を予見しているようだけど、パリはそんな2人を優しく見守ってくれそうだ。



by tokup_nao | 2018-03-20 11:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「再開の街で」

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チャーリーが本当に家族を愛していたんだとわかったときに
胸が苦しくなりました

悲しみの深さは愛の深さ


エンディングの曲
Pearl Jam - Love Reign O'er Me が心にぐっと来た

The Whoのカヴァーです





by tokup_nao | 2007-12-30 02:12 | 映画 | Trackback | Comments(0)

最近見たおすすめ映画

d0086747_574460.jpgダーウィンの悪夢 はかなり胸が痛くなる真実を突きつけられるドキュメンタリー映画です。発展途上国が豊かに暮らす背景にはこんなにも残酷なことが起きています。売春、飢餓、殺人・・・。戦争に希望を抱くもの。グローバル化がもたらすアフリカの一地域で実際に起こっている悪夢の食物連鎖。
ブラッド・ダイヤモンド もそれと共通するところがある。こちらもアフリカ。始まりはダイアモンドをめぐる争い。子供が殺人鬼に育てられ紛争が起き、何万もの難民が今もいる。社会性な問題とエンターテイメント的要素のバランスの良い映画。相変わらディカプリオの演技には圧倒されますわ。


あと、学科の友達T君に勧められたフランス映画を見ました
どっちも強烈なエロスなのでご注意を!

d0086747_524950.jpgピアニストはピアノ教師エリカと優秀ピアノ生徒ワルターの物語。性をふさぎ込みながら生きてきたエリカの痛烈な性描写が見ていて悲しい。何も飾らない日常に裏に隠れる扉を開けたときの、人間のもろさや弱さです。
ドリーマーズ はフランス革命を背景にマシューはイザベルとテオの双子と出会う。イザベルとテオは変わっている。いや、変わっているのは自分なのか。次第にマシューはその快楽に目覚めてしまう。 政治に目を向けずに、真実の愛に目を向けずに、快楽に溺れていく。でも最後までドリーマーズではいられなかった。彼らは現実から逃げながらもその現実を追っていたのでは。政治とエロス。その行く果ては・・・。
by tokup_nao | 2007-09-18 02:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)

不都合な真実

d0086747_138407.jpg大学の南先生が授業でみんなにお勧めしてたし、前から気になっていてやっと見ました。

元アメリカ副大統領アル・ゴアによる地球温暖化に対するドキュメンタリー。

科学的データやジョークを織り交ぜながらのプレゼンテーションがうまいのもあり、見てるとああ地球やばいじゃん!! とすぐにのめり込んでしまいました

地球温暖化やその影響で未来の地球で何が起こるかを厳密な科学的根拠で解説しているのですごく説得力がある。

しかーし、調べてみるとこのゴアの映画にもやはり切実な懐疑派の意見がありました。

おそらく代表的なのがビョルン・ロンボルグによる発言(in English)だ

ビョルンの言いたいことは環境学と経済学のバランスを考えてものを言え! ということかな
彼は元々統計学の教授であり、環境に関する膨大なデータを調べ整理していった。
「資源は枯渇しない」との主張を続けていて著書もおもしろそうだ


でも、環境問題ってさー 間違った説が多いからわからないよね 誰の言ってることがホントで誰がいってるのが間違いで

こんな中で僕らにできること
まずは
知ること

知っちゃうと考える

考えると行動にでる

この映画見て少しでも環境問題に興味もてたら いいことだ
by tokup_nao | 2007-09-08 02:02 | 映画 | Trackback | Comments(2)


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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