リゾナーレ那須を訪れて
2020年 03月 11日
今回は久しぶりの旅行だったので、少し奮発してリゾナーレ那須へ行った来ました。ここは元々二期倶楽部で知られるホテルでした。
2019年に星野リゾートの手に渡り、リゾナーレ那須として新たにスタートしています。
この本棟も品のいい建築だった。どの建物にも共通することは、自然を壊さない大きさであることなのかも。 地形を生かして自然に溶け込むように建つ。 ガラスとコンクリートの鋭い箱のようで、優しい建築のようにする配慮が感じられる。
特に、傷んだ大谷石の道が石を敷くなどして補修されています。改修前に泊まりに来たことがないので、どのくらいの変化をしたかはわかりませんが、建築に対する敬意を感じる改修のように感じられました。水の反射の風景は特に変わらなそうです。それこそ、この空間が完成された場所だったことを証明しています。
木々も綺麗に植えられており、とても良く管理されていて気持ちのいい場所だった。
歩いていると、視線を止めたり抜けをつくったり、巧みな段差によるアップダウンで様々な景色を見せてくれます。
一番上手いなと思ったのが、水面に反射した風景を感じさせるためにわざとアイレベルを水面に近づけるように段差を設けているところでした。
ちなみに、私が実際に泊まった場所は本棟で、内装はクラインダイサムによるものでした。次回は旧二期倶楽部の別館に泊まりたい。
休暇をずらしてクラインダイサムアーキテクツ設計のリゾナーレ那須へ。POKOPOKOでまったり。
— 徳 田 直 之 (@NaoyukiTokuda) March 10, 2020
鉄骨と木の混構造で、斜材がないので柱脚は剛で柱頭はピンのよう。360°開放的でありながら篭れる空間。 pic.twitter.com/mWXqpEcexM
POKOPOKOが新たにおもしろ目玉建築として建てられ、そこではみんなお酒を飲んだり、子供がネットで遊んだりに賑わう場所となっていた。
夜のお散歩。
— 徳 田 直 之 (@NaoyukiTokuda) March 10, 2020
渡辺明設計の建物が全く古びない。確かにこれは修復してでも使われ続けるべきだ。
木々と建築のライトアップも綺麗。暗くてディテールがよく見えなかったのでまた明日来よう。笑 pic.twitter.com/4DMgV7YhEy
夜景も綺麗で、昼と夜、二度楽しめる。あえて大浴場と宿泊場所を切り離すことで、夜の景色を楽しむ仕掛けとしているようだった。
周辺の建物も可愛い。T字になる柱。大事な構造要素。 pic.twitter.com/x96urweZjU
— 徳 田 直 之 (@NaoyukiTokuda) March 11, 2020
リゾナーレ那須から車で30分のところに黒磯駅があり、そこが新しい建築で賑わっていた。
また、リゾナーレ那須の隣にはアートビオトープもあり、石上さんの水庭も楽しめる。
那須周辺が面白くなってきたぞ。
今回は生後4ヶ月の子供の初旅行でした。めでたい。もう少し成長したらまた来よう。
by tokup_nao
| 2020-03-11 23:40
| 建築
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