人気ブログランキング | 話題のタグを見る

建築設計事務所の仕事の様子と雑談を綴っています。


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

2020年、明けましておめでとうございます。

2020年、明けましておめでとうございます。_d0086747_01555197.jpg
昨年は託児所や飲食店をつくりました。飲食店は写真ができたらまたホームページにアップしていきます。
今年は住宅ができたらいいなと思います。

一年の始まりということもあり、いくつかのトピックについて書きたいと思います。

○自動運転について
そろそろ車の自動運転が本格的に公道を走りそうだ。このまま自動運転の技術が発達すれば、行き先を指定して寝ながら通勤なんてそう遠くない未来に思う。ただ、原発と同じで大元のシステムがダウンしたら日本中で事故がおきて何万人も一瞬で亡くなるなんてあるのかなと考えてしまう。機械をより大きくしていく願望は止まることを知らず、最後にはとても危うい状況に人類自ら追い詰めることになるのではと。。SFのような話だけど、もうリアルに想像できてしまいそうだ。
きっと自分の孫からは、お爺ちゃん自分で運転できるの!凄いね!と言われてしまうのか。

○オリンピックについて
3兆円かかると言われる東京オリンピック。オリンピックが東京に決まったときは、やった!と思ったけどここまでかかるのなら日本でやらなかった方が良かったのではとおもっちゃうよね。仮設でコンパクトにスマートに行えたなら、相対的にもっと賛同者が増えていいオリンピックになる。上で取り仕切って生きる人が古いオリンピックのイメージを引きずっている。どの会社でも見られる構図がオリンピックでも当たり前にある。昭和の価値観を拭えないまま令和にその影を落としてしまった。

○葛西臨海水族館の存続
その昭和のスクラップ&ビルドの考えが谷口吉生設計の葛西臨海水族館にも残念ながら影を落としてしまった。
文化的価値があるものを壊してしまったらもう戻らない。その深刻さは届いて欲しい人には届かないもどかしい状況が続いている。

○レバノンへ行ったカルロス・ゴーン
元グリーンベレーの力を借りて、仮保釈中にレバノンへゴーンしたゴーン。これからゴーンの倍返しが始まりそうだ。そもそも、ゴーン逮捕後のグダグタ具合は見てて目を覆いたくなるくらいいい加減なものに見えた。一度逮捕してしまった警察がその面子を守るためにあれやこれや追加して訴状をつくる。誰の為の逮捕なのかもう分からない。
日産を立て直したことは事実あるわけで、その日本の主要企業を立て直した人に恩を仇で返すようなことをしているように見えてしまう。違法な資金受領があったかもしれないが、それは今に始まったことではないでしょうに、ゴーン以外の企業のトップや政治家がどれほどしている(いた)ことか。
袋叩きにされたゴーンの復讐がこれから始まりそうだ。

○イランの緊張、第三次世界大戦
トランプが遂にやってしまった。いつかやるとは思ってたけどやってしまった。戦争をしたがるトランプを選んだアメリカは反省すべきだ。これからアメリカ国民はイランを憎むことを訓練され未来の築く若い人たちを戦場に送り込んでしまうのか。
アメリカはあれほど心を打つ戦争映画を撮り続けているのに。悲しい気持ちになる。安倍首相は慎重に検討するみたいなことしか言えないし、日本はこの渦に巻き込まれていくしかないのだろうか。このどさくさに紛れて憲法改正を推し進めようとしか考えてなさそうで怖い。

ここ数年の傾向として、本音と建前がぐちゃぐちゃになってしまったことで機能不全に陥ってしまったように感じる。

悪いことはもちろんダメ。でも、それをすべて言い出したら政治家やトップがいなくなっちゃうのではと思う。そこまでみんな心の底からクリーンだと思ってたの?
今振り返ると中国がここまで成長できたのは独裁政治・インターネットの規制だったよね。
日本では自由を感じさせながら見えないところで気付かれないように規制していくしかないのだろうか。
お互い本音で政治と国民が向き合える世の中になってほしい。北欧の国々はそんな風に見えるけど、実際どうなんだろう。


まとめ
書いていたら暗い話題ばかりになってしまった。
だからこそ、周りが明るくなる、未来に展望を持てるものをつくりたいし、そういう風に頑張る人や会社は応援していきたい。

本年もよろしくお願いします。


by tokup_nao | 2020-01-07 14:06 | 日記 | Trackback | Comments(0)