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by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)
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長尾彰の 宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。 を読んで

長尾彰の 宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。 を読んで_d0086747_01000242.jpg
漫画『宇宙兄弟』はずっと愛読していたので、気になって読んでみました。
表紙の主人公、六田の不思議な魅了はどこから来るんだろうとずっと思っていたのですが、本書ではその六田を愚者風リーダーとして紹介しています。
その中で、漫画の様々なシーンを抜粋し、愚者風リーダーのポイントを上げていきます。
  • 相手に信じてほしいなら、まず自分が相手を信じる。
  • 失敗を覚悟できるということは、それだけの準備と努力をしていた証。
  • 中途半端に頑張った失敗は次の糧にならない。
  • 結果ではなくプロセスを重視する。
  • 正解ではなく回答を考える。
  • 解決ではなく解消しようとする。
  • 全員が正しいと考える。
読んでると、あー!確かにそうそう!ってなるんだけど、いざ実行するには意識していないとなかなかできないことばかりだった。

「いい会社ほど定時後に社員同士が会社でダラダラふざけて遊んでいたりする。」

これはひろゆきが言っていた。
その会社は、ピンチにあったときにみんなで頑張れるチーム力があると思う。本当に利益だけの関係だったら、何かあったときにみんなすぐ転職を考えたりリストラされたり、会社は簡単に解体してしまう。
結果オンリーではなく、プロセスを大事にすることはチームを根っ子の部分から育てることにもなる!

もう一度、1巻から読んで宇宙兄弟のリーダー論を復習したいと思います。
宇宙兄弟の面白さをさらに高めてくれるいい本だった。


ジョジョも愛読しているんだけど、この主人公も時代によってその時代を正に反映したものに変わって行くので面白い。
Part8のジョジョリオンの定介もやはり今風のリーダーかと思わせる。強い気持ちで困難を突破して行く。周りがその姿を見て、次第に定介を支えるようなチームとして育って行く。それは彼の強いwhyとwantの賜物だと思う。
ジョジョのリーダー論も書けそうだ。是非書籍化してほしい!


by tokup_nao | 2018-06-30 00:59 | | Trackback | Comments(0)