落合陽一の「日本再興戦略」を読んで
2018年 12月 02日
この本では、そもそも日本とはどういう国だったか、今の状況はどうか、これからはどうなるか、をわかりやすく順番に書かれています。
自動運転や電気自動車でタクシー代が極めて安くなる時、公共交通機関が今ほど使われなくなり、駅周辺に集まる都市構造が変わり、5Gで打合せも家でできれば、生活する場所やスタイルの多様性が生まれ大きく変わっていく。
そうなったとき、生き方から見直さないとダメなんじゃないの?という投げかけだった。
それに高齢化も進行し、いち早く日本がそのサービスを手がければこれから高齢化する中国やインドに輸出し放題!という筋書きだ。
ピンチをチャンスに変えるポジティブさが本にはずっと流れていて、未来を悲観している人にもいい刺激になりそうだ。
ただ落合さんはとても優秀で強い人だから、変な偉い年寄りに目を付けられ攻撃されないように祈るばかりだ。安倍総理のように少し頼りないが立ち振舞いが上手い人が高齢者に受け入れられトップになるような国なので、はたして、そこで落合さんがどう見られていくのか。
私としては、モノづくりやアートを愛する落合さんが理想とする再興戦略の先の日本の未来を見てみたい気持ちです。その未来、楽しそうだからいいじゃんってね。
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徳田 直之
by tokup_nao
| 2018-12-02 12:11
| 本
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