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建築設計事務所の仕事の様子と雑談を綴っています。


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)
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みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)

設計:原広司
竣工:2016年

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12352029.jpg
原さん自身も話していたように、船を浮かせた形で直喩的な表現となっています。
若い建築家ではあまり見ない手法です。

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12352264.jpg
ピロティは天井が高く開放的でした。
天井の模様が魚の骨に見えてしまう。たぶんそういうことだろう。


みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12352410.jpg
一階のホール。柱が並んでいて何か象徴的な雰囲気がある空間だった。

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12352625.jpg
ここにも魚の骨?が。この日は園児達の見学で賑わっていた。
壁がRになっていたり、異素材がぶつかったり、とても複雑なものが綺麗に組み合わさっています。


みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12352944.jpg
一階ピロティに一部吹き抜けがあり、天まで続いていた。梅田スカイビルを彷彿させる丸い吹き抜け。
正円って強い形だなと思わせます。
みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12361948.jpg
すぐ近くにまたしても付属建築物。笑
公衆トイレと駐輪場を発見!
ゆだれがじゅるり。

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12362188.jpg
トイレは上下に構造が分かれていて、半分RCで半分木造という構成。

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木造部分がそれぞれの空間を繋げているので、音と光がどこにいても均一に拡散されます。

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この連立した木造の柱とトップライトがとても象徴的な空間を演出しています。
ここは本当にトイレ?

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裏に回ると設備用の階段。外壁からキャンチレバーで綺麗に出ていて、とても登りやすい緩い階段だ。
一段目の取り合いが少し苦労しているような形跡があります。

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続いてこちらも、付属建築物の駐輪場。

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12372748.jpg
外壁材の寸法を小さくして、ピッチを変えずに光窓を設置。

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こちれも、トップライトがありとても綺麗。
テンション材が鉄で軽快な感じもあります。このテンション材が木だったら一気にやぼったい雰囲気になってしまうね・・。

みなと交流センターを訪れて(付属建築物がおもしろくなる訳)_d0086747_12373267.jpg
大きな公共建築物にある付属建築物の特徴として、それなりの予算をかけられ良い建築になる条件ができやすいことがある。
恐らく、この公衆トイレと駐輪場だけの公共案件だと建設費はもっと渋かったと思う。
本体と一緒にすることで、全体で予算を調整することができ、
また、普段小さい建築をやっていなくてやりたいと思っている設計者が担当することになり、
楽しくてそれなりに熱が入り、その周辺の小さな建築がいいものになりやすい。
そして、その事務所の若手所員が担当する確率が高い為デザインもフレッシュなものになりやすいと思う。

そういえば、僕が久米のときに始めて担当した建築も本棟に付属する体育器具庫だった。

設計者の想いの本質が、実はこの付属建築物の方がわかりやすく出ていることがあります!
それを知っていれば、建築がもっと僕らに面白く語りかけてくれると思います!

付属建築物に幸あれ!!

by tokup_nao | 2018-11-11 12:33 | 建築 | Trackback | Comments(0)