くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質@東京ステーションギャリー

d0086747_01122664.jpg
近くで用事があり、友人の投稿で最終日ということを知り滑り込みで見てきました。
でかいモックアップと繊細な模型と必要最低限の解説と図面で、最後まで疲れずに、誰でも楽しめ入り込みやすい展示だった。

全体的に日本のプロジェクトに比べて海外の方がやはりディテールが攻めている。同じコンセプトの延長でありながら、アクセルの踏み方が全然違うので、日本と海外の環境の違いを細部から感じることができた。

誰が撮ってもインスタ映えするように、比較的にどれも背景と展示物がパキッと出るようにしてあるのも特徴的だった。この建築の見せ方は今後さらに加速し強化されていきそうだ。

free wifi環境でバーコードを読み込めば誰でも無料で解説を聞けるのも有難い。何で今までそうしなかったのかと思うくらい便利だし、500円払って有名人のナレーションなんてもういらないと思ったくらいだ。

展示会の図録が建築雑誌のjaだということも自分には驚きで、今までjaがこれほど多くの建築外の人の手に渡ることがあっただろうか。これから有名な建築家の展示の図録はいつもjaでもよさそうだ。

ケンゴとキンゴの対比も良く、ケンゴの新しい素材の挑戦の間にちょくちょく顔を出すキンゴの修復された東京駅(古い素材)がいい箸休めになった。

つい最近、国立新美術館で安藤展が行われたが、安藤さんは模型と図面推しの展示で、光の境界は実物サイズではあるものの素材はフェイクだった。隈展はそれとは対照的に説明と図面少なめモックアップは全て本物にこだわり、オール写真OKで、両者の展示の違いを色濃く感じさせた。入場者数は安藤展の方が全然多いだろうけど、規模も違うので比較対象にはならないかもしれないけど、個人的には誰にもわかりやすく拡散されやすい隈展の展示に軍配を上げたい。

にしても、ギャラリー自体が丁寧にいい具合に修復されていて、ここで展示したくなるアーティストはかなりいるじゃないだろうか。近代日本建築のパイオニア、辰野金吾の元で展示ができる建築家はさぞかし幸せだろう。


d0086747_01132449.jpg

d0086747_01132607.jpg

d0086747_01131517.jpg

d0086747_01122883.jpg

d0086747_01122966.jpg

d0086747_01123132.jpg

d0086747_01123297.jpg

d0086747_01132138.jpg

d0086747_01132324.jpg

d0086747_01141021.jpg

d0086747_01140557.jpg

d0086747_01141188.jpg








d0086747_01141393.jpg

d0086747_13162230.jpg

d0086747_13162477.jpg

d0086747_16123332.jpeg

d0086747_16130801.jpeg

d0086747_16133403.jpeg

d0086747_16135613.jpeg

[PR]
by tokup_nao | 2018-05-07 01:01 | 建築 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://bebetoku.exblog.jp/tb/26760764
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30