大自然と呼応する建築。

某組織設計事務所で出された即日設計。

『大自然と呼応する建築。時代を超えて永く生き続ける建築を提案せよ。』

用紙が配られ、設計課題を見た瞬間に
会場にいた学生たちの動きがピタリと止まった。

ん・・・、何だこれ・・・。

普通の設計では、敷地と用途が与えられて周辺環境から建物をつくっていくのだけど、この課題はそれをかなり逸脱したものだった。

用途、敷地、規模、構造、すべて自由。自分の考える大自然と呼応する建築を提案しろというものだった。僕は、これは迫力や如何に問題を自分で定義して組み立てるかが勝負なんだろうと思って、大きくて元気があるものを描いた。コンペ的であり、瞬発力と表現力が必要とされる即日課題。

以下の写真が面接までにつくった模型。
d0086747_1222141.jpg
d0086747_1223493.jpg
d0086747_122394.jpg
d0086747_12231493.jpg
d0086747_12232281.jpg
d0086747_12233055.jpg


僕は、湖と森を横断しながら、人間と動物と自然が混じり合える万里の長城のような美術館&大自然公園を提案した。人間が自然と共生するには、まずその自然にいる動物とどう共生するかを人々に問わなければならない。そんな場所をつくった。
多摩美術大学図書館を構造体をスケールアップさせて交叉させた。上部には人と動物が通る通路とし、細く伸びる空間を有する内部に美術館を入れた。美術館には作品として補完された自然があり、外を眺めるとリアルな自然が広がる。リアルとバーチャルが交叉するとき事件が起きる。この考え方は僕の卒業制作と大して変わらないのだ。
[PR]
by tokup_nao | 2010-03-08 12:30 | 建築設計 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://bebetoku.exblog.jp/tb/10843164
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31