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展示会のお知らせ

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『とんがり船』

全日本学生建築コンソーシアム2009住宅設計コンペ展

会期2009年11月12日(木)~11月17日(火) ※水曜日(祝日を除く)休館
時間 10:30~19:00
会場 リビングデザインセンターOZONE(7F リビングデザインギャラリー)
    〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
主催 JACS 全日本学生建築コンソーシアム
協力 リビングデザインセンターOZONE
入場料 無料
問い合わせ先 03-5322-6500(10:30~19:00 水曜日休館)


30点の住宅模型が見れます。そのうちの1点が僕の模型です。
初日の木曜の午前中と土曜日(公開審査)は僕はいます。
審査ではプレゼンはしません。ただ模型をじろじろ見られて最終審査を待つだけです。
大学以外の人は僕の建築模型を見る機会はなかなかないと思うので、これを機に是非来て!
大学の方々は、新宿パークタワーよりもうちょっと歩いたとこにあるNTTコミュニケーションセンターコープ・ヒンメルブラウ回帰する未来(2009年9月19日─12月23日)という激熱のヒンメルブラウ展がやっているので、そのついでに来てくだされ。
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《アストロバルーン 1969 リヴィジテッド――フィードバック・スペース》2008年 © Bengt Stiller



<11月11日追記>

つか東京オペラシティアートギャラリーでやってるヴェルナ・パントン展も熱いじゃんかぁああ!!
http://www.operacity.jp/ag/exh111/
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あの丸いイスのかっこよさと言ったら、溜息が出るくらいだーー。行かねばそんそん。

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by tokup_nao | 2009-10-30 16:01 | 建築設計 | Comments(2)

ロシアのときの写真

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まるいものからまるいものが出ております

シャボン玉が凄く綺麗

このときは20人ぐらいで一気にシャボン玉を飛ばしました

手とかベトベトになって、風が冷たくて
どんどん冷えていく手
でももっとシャボン玉を飛ばしたい

風向きを考えて
タバコで煙玉をつくって

割れると煙がポワンと出てくる

やけに甘いエスプレッソが疲れに染みる


戦争の記念碑が僕らを見下ろす

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by tokup_nao | 2009-10-29 23:04 | 建築 | Comments(0)

モスクワ建築大学でのワークショップ

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敷地はモスクワ中心部から20キロ離れた川と原っぱ以外何もないような場所だった。
これからここ一体は大きな開発が行われて高級住宅街になるようだ。
BRICsの一つでもあるロシアは、今インフレなのでこのような大規模な都市近郊の大開発が進んでいる。それ顕著に表した敷地での設計課題であった。課題内容は、モノレールを引き都市プランニングをしてから具体的に何かを建てろというものだった。その場所にコンテクストも作業時間もなかったので、僕はとりあえずその地域の出発点になるようなメインビルディングをえいっ!と建てることにした。そのモノレールの駅でもある建物から船や自転車、車などの様々な交通インフラが切株の根のように伸びて行き、多くのものを巻き込みながら都市が始まるんです!と言いました。

日本では絶対やらないような課題だなと思う。まず、何もない場所が無いので。これからここが巨大リゾート開発になるんですと言われて設計するとき何を手掛かりにすればいいのか、よくわかりませんでした。
で、周りに何もないので歴史の引用から形の手掛かりとしてみました。シューホフのラジオ塔のようなファサード。タトリンの第三インターナショナル塔のような螺旋状のスロープ。スターリンのセブンスターと言われる巨大建築物群の八番目に入れてもらえないかな?だとか。あと、雪が沢山振ったときに、雪が積もらないようなスカートのような形状だとか。結局は、寄せ集めで自分の建築が出来なかったなあと今とても悔いが残る。
ロシアの学生とパートナーになって二人でやるんだけども、彼が何でも僕の意見に賛成してしまうものだからひょいひょいと進んでしまったのかな。何でもありのドバイに建ってても違和感無いだろうなこういうの・・・。
八束先生が簡単に形にできてしまってちゃんと議論してないんじゃないか?と言っていたのも、僕にとってはずばりだった。如何なる建築を建てるべきか。その根幹を訴えかけるものを構想しなければいけない。この切株もまだまだ根が浅い。

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by tokup_nao | 2009-10-28 01:01 | 建築 | Comments(0)

心の眼

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今年の2月25日に亡くなってしまった稲越功一の、生前最後の写真展に行ってきた。

村上春樹は「稲越功一の写真は、僕の中にあるような『通り過ぎていった風景』の数々を思い起こさせる。僕はページを繰りながら、懐かしさのようなものさえ感じることができる。もちろん僕はこれらの写真にある風景を自分の目で見たわけではない。でもそれらの風景は、不思議に僕の記憶を揺り動かすことになる。」と述べる。

稲越の写真は、日常で安らかに気を抜いている瞬間に目の前にフッと入り込んでいた風景が形になったようなものだった。そこに吹いたその風が、またそこの温度や湿度さえもが、ひっくるめて貴重なそこの場所の体験だったようなものが写真になっている。その湿気を帯びた写真は爽やかでないにしても、近くに置きたくなるような憎くいとしい気持ちにさせる。春樹の言う懐かしさという言葉以上に、何かこの写真には得体の知れない柔軟性とそこに在るのかよくわからないひた向きな力を感じる。稲越にとって、最後になってしまった「まだ見ぬ中国」のシリーズでは、その優しく広大な力の源泉を探っているようだ。探検はまだまだ続くのだ。


http://koichi-inakoshi.com/
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by tokup_nao | 2009-10-07 00:46 | 美術 | Comments(0)

朝の風景 (2009/9/26)

何となく、むくりと起きてみると、507号室のソファーの上で寝てしまっていることに気づく。ベッドには健悟がいびきをかいて寝ている。あの、ダニだらけだと彼が嫌悪していたソファーにもうどれくらい寝てしまったのか。自分の体には毛布が丁寧に掛かっている。机には、朝食べるサンドイッチの食材、食パンとハムとキューカンバーが仲良く添い寝をしている。その机の角は、板が少しめくれ違う色を見せる。まだ、ソファーの方が寝心地はいいだろうか。

腕には時計の跡が残っている。その後に、付けっぱなしの腕時計が在ることに気づき、針は午前四時を指している。9月でもモスクワの朝は冷える。まだ外は暗い。ちょっとホッとする。腕が痛いので時計を外し、ポケットの中に入れた。

食材の横に515号室の鍵が置いてある。ゆっくりと吊るし上げる。

ゆっくりでいながら、確実に自分の布団を健悟に載せて、ドアをギィと開け、ゆらゆらと515号室に戻る。あれ程うるさいく耳障りな音を発していたエレベーターも今は沈黙している。また騒ぎださないように、ゆっくりと前を通り過ぎて行く。
視覚よりも先に触覚とでも言うのか、窓も開けていないのに嫌な風のようなものを感じた。
その風を頼りに、何気なく外を見てみた。見てしまった。


あれ・・・・・。

外が違う・・・・。いつもと違う・・・。

僕が立っている場所は建物の内側なので、外側を見ていることになるのだが。何かが違う。違うと、思って異変を探してみるけど、その異変はどこにもない。どこにもないので、すべてが違うのか。その為に、その違いがわからないのか。

ああ。

何てことだ。



車が通り過ぎた。何の変哲もないトラックのはずだろう・・・。いや、そうだろうか。今のは本当にトラックだったのだろうか。

建物が違うのか。いや、確かにあの建物は、この前みんなで行ったはずの大きなショッピングモールだ。くだらない物ばかりが売っているくだらないショッピングモールじゃないか。

ああ、くだらない。本当にあの建物なのか。僕が見ている建物が、僕が記憶している建物なのか。建物とトラックの違いをどう言い表せばいいのか。簡単なことじゃないか。

ああ。

何てことだ。


こんな時間に奴らはいたのか。この時間はいつも僕が寝ている時間じゃないか。
こんな時間に起きるのがそもそもの間違いだった。
ああ、ちくしょう。ちくしょう。

何てことだ。



起きると、僕はまだ507号室にいた。健悟はいびきをかいている。サンドイッチの食材もまだ横たわっている。
腕の時計の跡はもうなくなっていた。
ポケットに入れた時計を見る。針はあと少しで、午前四時を指そうとしている。


もう、いい加減にしてくれ。


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by tokup_nao | 2009-10-04 03:36 | 日記 | Comments(2)

MARHIのディプロマ

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僕がモスクワ建築大学(MARHI)に交換留学に行ったのは九月の一か月間で、丁度学校では卒業設計の展示がやっていた。
おそらく、向こうの評価基準はよくわからないけれど、建築単体の設計も勿論多かったが、アーバンデザインとしてビッグスケールのものが多かった。おそらく、高度経済成長の中でこれからそういった巨大開発が求められてくるという期待感からであろうか。実際にセントピーターズバーグの郊外では中国の建設会社がとてももいいと言えないデザインでどでかい集合住宅をつくっていたり、モスクワ中心部から20km離れたばしょでもバンバン高層マンションが建っている。その勢いを見てしまうと、これから仕事は山のようにあるのだろうなと思う。
でも、どの学生もとても硬い印象を受ける。建築っぽ過ぎて、日本の学生の卒業設計を見る感覚で見てしまうと、どれもとてもバランスが取れ過ぎていて優等生過ぎる印象を受ける。それも、評価基準の違いからであろうか。ソフトな提案がなさそうだとも感じる。残念ながらロシア語が読めないので説明は読めなかったが。形もヨーロッパの二番煎じのような、たまに日本っぽいのもある。手は動くけど、ロシア独特の建築が発見できなかったのが残念であった。もっと構成主義の息吹がかかったものが見たかった。
建築教育のベースはしっかりしていて、伝統的とも言える。1、2年生は静物画からギリシャ建築のオーダーの詳細な影の落ち方の模写から始まる。そこにここ近年で学生の間でもパソコンを持つようになり、CGソフトが瞬時に広がったのが今の状況だ。今使われているモデリングソフトはMAXであった。もう大流行という感じで、どの作品も表現だけで見るととても似ていた。MARHIの学生がCGの操作性を獲得し過ぎて飽きた頃に面白くなってくるのかなと思う。CGに流れが完全に行ってたせいか、模型の表現はお粗末なものであった。
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by tokup_nao | 2009-10-01 21:26 | 建築設計 | Comments(0)


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by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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