<   2007年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

美術館の枠を超えて

また行きました。

20世紀美術探検

抽象的な絵とか なんも変哲もなさそうな写真や静物画

たくさん見てきた。


なにか意味があるのじゃないかと思って自分なりに考えて、友達に話すとすげーおもしろいことに気づいた。
やっと気づいた。

その作品を作った人はもちろん何らかのメッセージをその作品に込めているんだろう

でも必ずしもそのメッセージに一致させる必要はないし、作者が一つのメッセージ収束させたいわけでもない。

政治的だったり、手法論的に明確な主張があってそれを作品にこめることもあるけど。

でもある作品が作者から離れたときにもう作者とは無関係に突っ走ってしまう。それでいいんです。

だから、時代を超えてあるものが再読されたときに価値が出てくるときなんて多々ある。状況によって価値が変わっていくのもおもしろい。
逆に、瞬時として価値を失ってしまうことも。ユダヤ人の作品は全部焼き払えーみたいな。

現代人としての枠を超えて、価値ある作品を見出せることが出来たら開拓者になれるだろう。
丹下健三は1961年の時点で「携帯電話」を言及してたから驚きだーよ。


ダリはいう
私の絵を理解してもらおうだって?
書き手である私自身さえ、理解できないというのに?
だが、理解不能だから、その絵の確たる意味がないということにはならない。
逆に、だからこそ意味では一般にとらえられない、体系的で一貫した複雑且つ深く激しい意味を成し得るのである。          --1934--


何はともあれ人に激しく心をドライブさせる作品はよい作品であるっていうことですな。
[PR]
by tokup_nao | 2007-02-28 03:13 | 美術 | Comments(2)

国立新美術館

行って参りましたよ。
黒川記章設計の国立新美術館
六本木ヒルズから目と鼻の先でかなりいい場所にある。
写真で見たときは、この建築ほんとにいいのかな〜と思っていたけどとんでもない。
エントランスに入った後の外のような内のような空間良かったです。
空間領域気持ち良かったっす。
写真じゃよくわからなんので一度行ってみてくれーー。 

d0086747_043248.jpg

d0086747_072044.jpg

d0086747_0143423.jpg

d0086747_0152569.jpg

あと、やっぱ円錐好きなんだなーーとしみじみ。黒川の建築にはいつも円錐があるね。
今度、あの円錐の上でお茶したいなー。

d0086747_0145690.jpg

新しい美術館という感じはしなかったけど、黒川記章が今まで自分の気持ちいいと感じた要素が散りばめられている感じがした。
黒川らしい建築なのかな。 展示スペースは可動式の壁を取っ払ったらどのくらいの広さになるのだろうと考えると、息を飲んでしまうぐらいの広さ。

d0086747_073845.jpg

あと、今20世紀美術探検っていう展示がやってて行って来ました。
美術好きな人はぜーーったい行った方がいいよ!!
展示してる量と領がかなり多いし広い!! かなりへとへとになる。
デュシャンの便器あるし。自分的には後半のモダンアートがかなり好き。
ジャクソン・ポロック好きだな。イギリスのテートモダンでも彼の作品(summer time)見たんだけどやられました。今回来てたのはNumber9。めちゃオーラと力感じますた。やられた。
理屈はわからないけど、見てて気持ちいいんだよなーー☆
いつか自分にもあんなオーラを出せる作品を作ってみたい。理屈を跳ね飛ばす力が欲しい。
コーネリン・パーカーっていう人の宙に浮いたつぶれた食器やトランペットもなんかよかった!!
写真のはマイケル・クレイグ=マーティンという人の作品。色と物体がパッパ変わって行きます。これも気持ちいい。

見たりないのでもう一回行きたいと思いまーす。あの作品に会うのもこれが最後になるかもと思うとなんか寂しい。
[PR]
by tokup_nao | 2007-02-14 01:08 | 美術 | Comments(2)

鼓動するココロ

最近家にいる時間は暇なんで久しぶりにコンペに出してみましたよー。
「WORLD Space Creators Awards 2007」というコンペ。
「鼓動するココロ」がテーマで、それに沿うショップスタイルの提案です。
意味広すぎですよね。ココロが鼓動するようなショップならなんでも良いってことですかね。条件がしぼられない分なんでも考えてよいので返って戸惑う人が多かったのではー。まあ、出題者がある程度の制限を出さない方が面白い提案が出てくるってのはよくある話ですよね。ぶっ飛んだ提案お願いします と僕には聞こえて来ますよ。

「Cloth×Cross」
d0086747_23571443.jpg

サーカス団のように突如ショップが公園に現れた。歩道とショップ、ショップ同士の境界は薄いクロスで仕切られている。人が通る度、風が吹く度、変幻自在のクロスは境界を曖昧にしていく。しかし風さえも触れないときは分けられてしまう。開いたり閉じたり。そこで僕らはココロを開いたり閉じたり。壁ができたりできなかったり。見えたり見えなかったり。僕らはそれを自分の手で切り開くことができるのだ。鼓動するココロを抑えて。


「ホンヘキ」
d0086747_0191080.jpg

まちに佇む本屋の提案です。建物の壁全体が本棚になっている。まちを歩く人と本屋が本で境界をつくることによってお互いを結びつける。境界がそのまま情報の発信源となり、本屋の中にいる人が何気なく本を取ったり戻したりすることで常に境界に変化を与えつづけ、外に訴えかける。ココロを揺さぶる本の壁を提案します。





っていう提案です。 あー恥ずかし。 模型写真はあんま撮ったことないから、十分に時間が無いこともあり、満足に行くものが結局撮れず(><) 
まあどっちもダメもとで出したんよ。ホンヘキ屋根無いし。あーあ。人入れた写真もあるけどいい感じにならんかったし。あちゃーあ。
大学の先生が言ってたんすよ。
コンペなんてダメもとだよ。当たればもうけもんな感覚で出せ。出すことが大事だ!

まあ、コンペだけじゃなくても何事もそうだよね。取りあえず挑戦してみましょーよ。
その代わり自己ベストは尽くすこと。

コンペが世間の今注目・話題してることを考える機会になるし。
にしても今回のコンペではどんなのが選ばれるのだろー。ビスタも発売されたし、新たなネットワークをメタファーにした作品とか出そうな・・・。出ないか。
審査委員長の深澤直人の「デザインの生態学」(東京書籍)を一度ペラペラと読んだことがあるけど結構おもしろくて。アフォーダンスとかデザインの視点ですごくわかりやすく書いてて。建築勉強してない人でも十分共感できるし。全部読んでなかったし反省としてもう一度ちゃんと読み直そうかな。
審査委員に写真家もいるから情景として美しいのも重要だろうな。あーーーあ。
選ばれることはないので僕の作品をせめてここで見てやってくだしゃい(;;)
そうすると作品が成仏してくれます(;;)

心は丸く気は長く。
三年はいっぱい沢山コンペ出すぞーー!! おーー!!
[PR]
by tokup_nao | 2007-02-01 00:48 | 建築 | Comments(4)


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

プロフィールを見る

外部リンク

記事ランキング

カテゴリ

全体
建築
建築設計
美術
写真
音楽
映画

コラム
日記
インテリア

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 04月
2016年 03月
2014年 07月
2014年 03月
2014年 02月
more...

最新のコメント

地元には帰ってなかったん..
by tokup_nao at 15:49
Thank you so..
by tokup_nao at 21:40
コメントありがとうござい..
by tokup_nao at 21:33

ブログジャンル

建築・プロダクト
アート・デザイン
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28