カテゴリ:建築設計( 80 )

地層の小屋

院のときにコンペに出した簡易的な建物を紹介します。


「地層の小屋」

公園にこんなのあったらいいなーと思って描いたもの。
学部二年生くらいのときにサークルでやった即日設計が気になってて、もう一回ちゃんと描いて提案し直したもの。でも、大概そいいう類のものは案が飛躍しないし、何だかイメージが凝り固まっている。
今みると、この土圧はどうやって持たせるのだろう・・・。いやしかし、コンペ的な案では全然ないね・・・。
ここに載せたら成仏してくれるだろう・・・笑。


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by tokup_nao | 2012-06-22 17:40 | 建築設計 | Comments(0)

熱いスケッチとは  ~地段の家~

修士設計で三つの建築を構想した。
そのうちの未公開のスケッチをここで載せることにしよう。
誰にも見せられることのなかったスケッチが可哀そうだから。

「地段の家」
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一階平面図
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地下一階平面図
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断面図
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断面図

いつもだけど、初期のスケッチはすごく衝動的に突き動かされて書いている。もっとも自由なときだ、その後に、説明しようとして、余計なとこを省いたり、洗練されていく。
断面にはどんな屋根にしようかな、と思って色んな形の屋根がごちゃごちゃと試しに書いてある。大きな場所もあったらいいなとか。
でも、三次元モデリングCADでエイと創ってみると、余計なところがどんどん省かれる。時間もないので、集合住宅には必要なさそうなので、結局大きな空間は創られなかった。でも、建築に説明できない部分を残しておきたい、ということはいつも思う。ロブ・クリエの建物にくっついてる変な彫刻のような、謎が多く残る村上春樹の小説のような。そこに誰にも溶けない謎があるとき、その物語がずっと続いているような気がするから、そんなものを建築にもちゃんと残してあげれたらいいなと思う。

このスケッチの中で僕は地下一階が一番気に入っている。
平面図でもあり、絵でもあり、ダイアグラムでもあり。集合住宅で分離されながらも、くっ付いていたがる人々が現れたスケッチ。人は誰かと一緒にいたいと思うと同時に、一人にもなりたいような気持が同居している不思議な存在。この集合住宅にはこの不思議な気持ちを残しておきたかった。そんな雰囲気のある場所は、僕のことを理解してくれているようで、ほっとする。これからどうしていくか、ではなく、現在進行形の自分の様々な断片をどこかに残しておける場所が必要だと直感的に思う。今の時代は。

スケッチに話を戻そう。
あなたは篠原一男のスケッチをみたことあるか。
ゴリゴリと机に鉛筆の音が響き渡るかのような、そのまま鉛筆がボキっと折れてしまいそうな力強いスケッチを。あのスケッチを描いている篠原一男は何かにとりつかれたかのように身体中で描いていそうだ。

相当な伝えたい思いがないと、あそこまで描けない。
はっきり主張のあるスケッチは早い。そして、強い。

ズントーのスケッチも篠原一男と同じ種類の匂いを感じさせる。バルスのスケッチからはこの陰影を表現したいんだよ!!というダイレクトな初期の熱い思いが飛び出してくる。建築化されたときには、その思いが時間と空間を宿して僕らを包み込む。

あんな心躍る熱いスケッチを僕もいつか描けるようになりたいものだ。
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by tokup_nao | 2011-11-16 02:02 | 建築設計 | Comments(0)

UIA2011東京大会学生設計競技


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後輩三人と僕の四人体制でやったものです。
テーマ2:土浦市「新C.B.D. スポーツ・交通(鉄道・港湾)ハブ拠点地区計画」で金賞を頂きました。

コンペ概要はこちらから。

http://www.uia2011tokyo.com/ja/callfor/




以下結果詳細(http://www.uia2011tokyo.com/ja/report/pdf/J_UIA2011_TOKYO.pdfより抜粋)


UIA2011東京大会学生設計競技
UIA2011東京大会のメインテーマ「DESIGN 2050」の下、建築を学ぶ世界中の学生を対象にした
国際建築設計競技(アイデアコンペ)が実施されました。下記の4つのテーマから任意に一つを選んだ
提案を募りました。厳正な審査の後に、UIA2011東京大会で、受賞各者による作品発表や表彰式を行
いました。
テーマ1:つくば市「国際医療・看護関連施設建築計画」
テーマ2:土浦市「新C.B.D. スポーツ・交通(鉄道・港湾)ハブ拠点地区計画」
テーマ3:稲敷市「新しいエコ都市計画」
テーマ4: 霞ヶ浦南側沿岸地域(K.S.C.R.)「スマートリージョン計画」
応募総数:214作品
審査結果
テーマ1 つくば市「国際医療・看護関連施設建築計画」 つくば賞
金賞+オーストラリア建築家協会賞
Ma Qiancheng Southeast University (China)銀賞 Zhi Pu (Main Auther) Southeast University (China)
銅賞 Lixing Feng Chongqing University (China)
テーマ2 土浦市「新C.B.D. スポーツ・交通(鉄道・港湾)ハブ拠点地区計画」
土浦賞
金賞 Saeko Terada Shibaura Institute of Technology (Japan)
銀賞 HYERI LEE Waseda University (Japan)
銅賞 Calvin Chua Architectural Association School of
Architecture (UK)
テーマ3 稲敷市「新しいエコ都市計画」 稲敷賞
金賞+ロシア建築家協会賞
Soo Young Park Yonsei University (Republic of Korea)
銀賞 Hyung-kyu Moon Daejeon University 'SADU' lab (Republic of Korea)
銅賞 Yanan Dai Xiamen University (China)
テーマ4 霞ヶ浦南側沿岸地域(K.S.C.R.)「スマートリージョン計画」
JIA賞 (なお、テーマ4には、茨城県より副賞が授与されました)
金賞+UIA賞
Naoki Hashimoto University of Tokyo (Japan)
銀賞 Sun Hao XI'AN Jiaotong University (China)
銅賞 Shun Yoshie Waseda University (Japan)
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by tokup_nao | 2011-08-27 11:04 | 建築設計 | Comments(0)

三井住空間デザインコンペ

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第七回三井住空間デザインコンペ
テーマ:[アクティブシニアの都市住居をデザインする]

通らなかったやつ。。。
審査結果をみるとダメな理由がわかりました。。。

コンペ概要
http://www.shinkenchiku.net/j-kukan/index.html
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by tokup_nao | 2011-05-17 11:22 | 建築設計 | Comments(0)

震災美術館

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311が起きて、ムズムズした気持ちを抱えたまま入社。
会社で出された短期設計課題にて震災をテーマに作成。

様々な建築家や団体、NPOが動いている。
建築家として311にどうやってリアクションをすべきか。
僕にできることはなんだろうか。
すごく考えさせられます。
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by tokup_nao | 2011-04-21 11:36 | 建築設計 | Comments(0)

大自然と呼応する建築。

某組織設計事務所で出された即日設計。

『大自然と呼応する建築。時代を超えて永く生き続ける建築を提案せよ。』

用紙が配られ、設計課題を見た瞬間に
会場にいた学生たちの動きがピタリと止まった。

ん・・・、何だこれ・・・。

普通の設計では、敷地と用途が与えられて周辺環境から建物をつくっていくのだけど、この課題はそれをかなり逸脱したものだった。

用途、敷地、規模、構造、すべて自由。自分の考える大自然と呼応する建築を提案しろというものだった。僕は、これは迫力や如何に問題を自分で定義して組み立てるかが勝負なんだろうと思って、大きくて元気があるものを描いた。コンペ的であり、瞬発力と表現力が必要とされる即日課題。

以下の写真が面接までにつくった模型。
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僕は、湖と森を横断しながら、人間と動物と自然が混じり合える万里の長城のような美術館&大自然公園を提案した。人間が自然と共生するには、まずその自然にいる動物とどう共生するかを人々に問わなければならない。そんな場所をつくった。
多摩美術大学図書館を構造体をスケールアップさせて交叉させた。上部には人と動物が通る通路とし、細く伸びる空間を有する内部に美術館を入れた。美術館には作品として補完された自然があり、外を眺めるとリアルな自然が広がる。リアルとバーチャルが交叉するとき事件が起きる。この考え方は僕の卒業制作と大して変わらないのだ。
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by tokup_nao | 2010-03-08 12:30 | 建築設計 | Comments(0)

グツグツコトコトこわいこわい

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あの家は危険だぞ

どうやら魔女がでるらしい


おいしい匂い誘われて

グツグツコトコト・・・

こわいこわい



楽しげ歌に誘われて

ららばいららばいららぽーと

グツグツコトコト・・・

こわいこわい



そーら  あの子が入ったぞ

生きてはかえってこられない

グツグツコトコト・・・

lこわいこわい



お服とお靴が ピョーンと空に 外に飛ばされて

食えない部分はいらないよ



グツグツコトコト・・・

こわいこわい


入っちゃだめよ

魔女の家



それでも中身が気になるぞ

そろそろ入ろう

魔女の家



グツグツコトコト・・・

こわいこわい
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by tokup_nao | 2010-01-19 03:15 | 建築設計 | Comments(2)

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2010年代に突入。どうも虎年男です。遠い未来のことかと思ったらもうです。

年末にパブリック・エネミーズという映画を見た。
『パブリック・エネミーズ』(原題:Public Enemies)は、2009年のアメリカ映画。原作はブライアン・バーロウによるノンフィクション本である。舞台は1933年の恐慌時代のアメリカ。「社会の敵(パブリック・エネミー)ナンバーワン」と呼ばれた犯罪者ジョン・デリンジャーとFBIとの戦いを描く。(wikiより)
ジョニーデップ主演の実際にあった銀行強盗の映画。
同じ犯罪者でも現代の犯罪者とは別種です。マスコミにヒーローのように取材されるデリンジャー。彼に歓声を送る群衆。社会に不満を持っていた公衆の為の暗黒のヒーローがデリンジャーだった。どんな障害にも動じない、恋人への愛は海よりも深く、人は殺めない。ただたまたま、銀行を襲う技術に長けていた。
現代のどうしようもない犯罪の批判としても見れよう。決して犯罪を肯定するような映画ではない。ゴダール監督の『勝手にしやがれ』と似ていて、要は生き方の問題。自分を貫く強さ。美学を持っている人。


今更ながら川越の設計の模型写真
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お化けが出てきそうだね・・・。
これは古い建物を直しながら新しい建物(展望台)を創る計画。
今まで見えなった空からの川越の風景は、今まで見えなかったそれぞれの立場を見せてくれる。
何かを知ることは、何かを変える第一歩。
デリンジャーの愛を知っただけで、彼が変わっていくように。
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by tokup_nao | 2010-01-10 02:45 | 建築設計 | Comments(0)

赤い底

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ふと、地面の切れ目を覗いてみると

赤暗い底に階段がつづいていた


壁に張り付いた数え切れないほどの目

障子に一つ一つ丁寧にくっ付いているかのような目

気にはなるけど


気にしないふりをしながら下っていく


カツーン カツーン


ハイヒールが思った以上に谷間に響き渡る


みんな私を見るがいいわ

風がびゅうびゅうと唸りを声を上げる


カツーン カツーン


風が入ってくるなと言っているかのように

下に行けば行くほどホコリっぽいかと思ったけど、

むしろ逆で、下れば下るほど、無機質な空間に連れてこられたかのようだ


カツーン カツーン


ヒールの音が壁に跳ね返り、また戻って聞こえる

それが重奏を奏でるようで、あの目達はみんなその音に聞き入っているのか


カツーン カツーン


自分ではない誰かが歩いてこちらに向かってくるかのような錯覚

足を止めると、もう一人のヒールの主も少し遅れて足を止めた


まだ底には辿りつきそうにない

少し階段に座って休むことにしよう



見上げると、空は遠く

私もあの目の一部になりそうだ


始まりも終わりもわからない

宙ぶらりんな自分が、少し心地良く感じる
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by tokup_nao | 2009-12-22 02:15 | 建築設計 | Comments(0)

Narashino

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大学院での集合住宅の設計課題。
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by tokup_nao | 2009-11-27 12:00 | 建築設計 | Comments(0)


tokup.nao@gmail.com


by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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