今年もレモン展に行ってきました

おお!これはシュールでかっこいいな! と思った作品を二個上げます

まず
京都大学、杉野勇太さん『隣となりて』

下を噛みそうな題名だけど、空間は超シュールでよかったです。
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同じく京大のせんだいで一位だった橋本尚樹さんの『神楽岡保育園』のとは対極かもしれない。

基本的には入り子なんだけど、その壁やらが各入り口のところでぐちょっと出てきて階段になってるとこがオドロオドロしい印象。また、床と床の間のどうしようもない隙間やらが足を撫でる。なんて気持ち悪い空間なんだろうと思う一方で、なんて魅力的なんだろう。
入り込んだ分だけ、屋根の勾配の数が増えるのも気持ち悪い。そこに人間が入ってしまうと、心地よさそうで、またさらに気持ち悪い。魅力的というか魔力的なのか、ここは。
ちょっと斧澤未知子さんと同じ匂いもします。

もう一つが
東京理科大学、野村奈菜子さんの『時間を積む-520年の庫-』
僕がもともと廃墟が好きなこともあって過剰に反応してしまったこともあったけど、
時間の流れがデザインに出てくるのはおもしろいな
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時間経過と共に本が積まれていくと、空間が広がって行く
船が岸から分かれるときのテープのようにも見える
繋がってることで儚く記憶が残り続けるのだろうか

そこの場所に人が介入していかないと場所ができない
記憶の積み重ねが空間を積み重ねるような
イメージがいいなぁと感心してしまいました

本人も論文やらで時間がなかったと言ってたんですが
たしかに、京大の杉野さんのように同じシステムで色んな場所を作って提案に広がりを持たせたりは出来なかったかもしれないけど、
時間が無いなりに良いところだけを前面に旨く押し上げたのかなと思います

シンプルでキレがある提案ですよ


理科大といえば五鬼助洋美(ゴキジョヒロミ)さん
三年生の時に住宅課題賞で選ばれ、
第29回のレモン展でも学部出展していて、今回も院生で出展してました
すごいね  彼女は優秀だ
学部のときのΦ6837.2mの巨大リングに続き今回は『16.9%の建築-都市における巨大ヴォリューム-』という巨大ジャングルジムのような提案です
どちらも東京都市に対する攻撃力のある作品で
頭の後ろの方を捥ぎ取られるような力強さがあります
でも、それが嫌らしい強引さで提案してないように自分は感じてしまいます
それも論が緻密に組み立てられているからなのでしょうか
本人に詳しくお話を伺いたいなぁと思わせる印象

理科大いいですね


展示会行くと自分の好みが浮き彫りになるね   ははは
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by tokup_nao | 2008-05-28 03:37 | 建築 | Comments(0)


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