『SPACE FOR YOURFUTURE』

東京都現代美術館でやっている展示会についていってきました。
(公式HP→http://www.sfyf.jp/)


今回の展示のテーマはSPACE

空間、間、距離、大きいと宇宙とまで訳せるSPACE


共感できた作品は、未来的なものを感じさせつつ、僕らの今の日常の感覚で感じ取れる近未来SPACEでした。

未来的なものを提示しながらも、どこかしらの感覚で人に共感させるものがあるもの。

そもそもその「YOURFUTURE」をどこに位置づけるかで問題もかわってくるんだけど、僕は近未来であってほしい。
この現代の誰もが持っている感覚を一ひねりすると見えなかった「YOURFUTURE」がすぐそこに見えてしまうような。
あー、僕らが夢描いてた未来なんてこんな近くにあったんだなと思わせるものがキュンときた。

中で気に入ったのは石上純也の「四角いふうせん」
d0086747_1282297.jpgぼんやりと外眺めたときに、外の雲の形や光がゆっくりと刻々と変わっていくような、静かに柔らかく空間が変容していくような感覚は確かに味わえたことが驚きだった。ふうせんが空調かなんかによってわずかにふわふわと移動していく。そしてふうせんと壁とか床の距離というか空間が時間と供にじわじわと変わってしまう。それが見てると不思議と心地いいんだ。新鮮でもあり子供の頃に味わったことのあるような心地よさ。
これは本人も言うようにアートなんだけれども、もしこれが実際に建築として僕らの日常に現れようものなら、そこは間違いなく未来だなと思う。
つまりこれが日常の感覚で未来を見つけさせてくれることなんです。

あと他には、Luca Trevisani(2007フルラ芸術賞受賞作家)がメジャーでひたすら室内の寸法を図るビデオインスタレーションがよかった。
d0086747_1585068.jpgシュールで少し面白いんでけどかっこいいみたいな、何かよくわからないんだけど、ボケーと見たくなるよな。
少し暗めの逆光の部屋でメジャーを伸ばしてパキッ!て折れて地面にぶつかってその音全てが室内に少し響いて、またメジャーを縮めて伸ばしてパキッ!・・・ 
何気ない映像に見えるんだけど、人の動作、ものの振る舞い、カメラのアングル、音、光などなど、それらが時間軸の上にのって総合的に人の感覚にどう伝わるか裏でめっちゃ考えてそうな作品ですな。
これはまさに日常を写した映像なんだけど、その日常という枠というか柵の中で新しい感覚を呼び覚ましてるとこがいい。
Shaun Gradwellのビデオにもそれとにたものがあった。誰にもある人間の身体の鼓動が作り出す雰囲気なような部分というか。


今回は友達と2人で行ったのだけど、この作品はこういうことを言おうとしているよー、いやいやそうかなーとかあーだこーだ言いながら回ってました。
また時間を見つけては行こーー。
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by tokup_nao | 2008-01-20 01:28 | 美術 | Comments(0)


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by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)

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