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by 徳田直之 (Naoyuki Tokuda)
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集合住宅終了!!

麻疹休みがあったりで設計の授業の提出日がずれてずれてやっと今日講評会をしました


やっと前期の課題が終わったーーーーい
夏休みだーーーい

集合住宅終了!!_d0086747_17122931.jpg


食の集積回路アパートメント



集合住宅って一緒に住みながらもお互い知らん顔して
それってちょっと寂しいよね
同じ建物に集合して住むならば
集まって住むために生まれる魅力があるはず

うんうん、建築家としては考えたいことだ


今回設計をするにあたって「食」をテーマに集合住宅を考えていました
「食」がお互いを繋げる媒体となって集合住宅を楽しくできないかなと思っていたのですが・・・

結局できませんでした



「食」がコミュニティーを発生させるという取っ掛かりはいい 
集合住宅としての空間を作ることで手いっぱいになっている
と言われました

ずばりその通りですわ


一方で
テーマと空間は一致しない
という先生もいました
そこに住みたいか否か?

結局はそこに帰結するんじゃないかと


んーーーーーーー


テーマはあってもそれが必ずしも空間に反映しなくてもいいということなのか

んーーーーーーーーーー

今の僕にはわかりましぇん






Commented by あやの at 2007-08-15 07:10 x
北風と太陽みたいなかんじではないかと
このように暮らしましょうと提示していく前衛的な集合住宅と
いままである空間(慣れた空間)にすこしだけ自分の意見を添えてみる
程度の方が理解はされやすい

自分以外の人に分かってもらうには一般の常識に少し毛を生やすぐらいが丁度いいのかもね

コンペでも佳作には異質なものが意外と優勝するのは奇抜じゃなかったりします

現実的だけど新しい香りがするくらいを人は喜ぶのでしょうな

で、モトイ・・・

賞をとりたいか 誰の評価が欲しいかになるのだと思うのであります^^
Commented by tokup_nao at 2007-08-15 16:04
今までのここをちょっとこう変えればこんなによくなりますよ!ってのは確かに強いと思います
すんなり心に入っていきやすいし、現実感(すぐに実行してみたいと思わせる願望のようなもの?)がある提案ですね
でも、なかなか思いつかないですよね

自分の今までの作品を振り返るとそういうのは全くないなーー・・・(^^;)
これからの課題にしてみます☆

いきなり こんなのどうですか!ってのはときと場合によるんでしょうなー
学校の課題は前衛的なものが好まれる感じがしますよ

確かにコンペはそんな感じしますね
建築家・原広司が 「晩年佳作」 と言われたのもその前衛さゆえだと思います

んーーー
自分ちょっと頭が固くなってしまっていたかな
Commented by tokup_nao at 2007-08-21 04:09
最終的に先生に言われたこと①

形態としての建築は良く出来ていると思うが、それゆえにコンセプトを強化したいところ。形態の異なるブロックの隙間に現れる道が住宅とどのように絡んでくるかの表現が無いのがもったいない。単に絡んでいるとしただけで実際に屋外の食事スペースとして出ていないところを見ると、絡み方のアイデアまで考えが至っていたかどうか怪しい。回路は必ずしも一定の幅を持った通路なのか? 幅が広がったりして回路と呼ばれる廊下の途中に広場が現れて人々の憩いの場所(パブリックなダイニング=コミュニティー)などがあったりしたら、食の集積回路として深みが出ていただろう。
Commented by tokup_nao at 2007-08-21 04:12
最終的に先生に言われたこと②

【今後に向けて】
劇場の家のときでは、きちんとしたコンセプトの組み立て方に対して、最終形の曲線の住宅が最適解だったのか? 逆に食の集合住宅では、出てきた形態はナカナカ面白いものであったけれど、コンセプトが希薄だったように思われる。考えること(コンセプトの強化)と手を動かすこと(形態操作)は常に一緒になって設計過程において進んでいくことを覚えておいてください。コンセプトに沿った形態を生み出す。また、形態がコンセプトに沿っているかどうかを確認し、形態を修正したり、コンセプトを修正したりしていく。徳田君の中で行ったり来たりしながら設計過程は進められるということを常に意識して置いてください。
by tokup_nao | 2007-08-11 17:12 | 建築設計 | Trackback | Comments(4)