中心のある家 阿部勤

阿部勤さん自邸にお邪魔してきました。

正方形の箱が二つ重なるような入れ子のプラン。
中心の閉鎖的な空間があるから、周りは外部に対して寛容でいられるようでした。
また、そとの緑の役割もふんだんに大きい。ジェフリーバワの建築にも通じるような、
外と内部の入り混ぜ感が大変気持ちよかった。
混構造じゃなきゃこの内部と外部のコントラストは生まれなかったかもしれない。

代田の住宅を見学したときに、坂本さんの話を盗み聞きしていたら、
代田の住宅は、当初はコンクリート造だったけど、予算の関係でプランはそのままで木造に変わった。
がしかし、それが幸運にも柔らかな空間となって返って良かった。という話を聞いた。
そう、プランは同じだとしても、構造によって建物の雰囲気はがらりと変わる。
中心のある家はその構造の振る舞いを最大限に生かして作られています。
この家こそ、日本の今構造の住宅で一番気持ちのいい家ではないでしょうか。
木造の庇と窓のコンクリートの庇(これが構造的にかなり聞いているとのことでした)があることで、40年以上経ったにも関わらず建物はとてもきれいでした。

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△外からみると生い茂る植物によってほぼ建物は見えない。

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△阿部さん曰く、一番気持ちのいい場所。
 キッチンダイニングを見下ろすことができつつ、作業部屋の延長の角。
 庭の植物に囲われた視界が外部をも緩やかに繋げる。

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△ここにも備え付けのソファーが。

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△階段吹き向け部分。

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△阿部さんが収集したアーティストの器や小物の数々。
 これらが、空間よりきもちのよいものにさせているようだ。

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△坂倉事務所時代の話しを聞きつつ設計道具を見せてくださった。

ずっと家にいたくなる、ここちのよい場所でした。


中心のある家

中村好文さんのINAXレポートも良いです。

http://inaxreport.info/data/no167_p40p42.pdf
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by tokup_nao | 2013-11-14 02:51 | 建築 | Comments(0)


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